日経225先物講座 第5回 日経225先物ってどうやって取引するの?
2008 / 04 / 09 ( Wed )
日経225先物の取引をするには、最初に証券会社に先物・オプション口座を開設する必要があります。
株を取引するために証券会社に証券取引口座を開設していても、日経225先物を取引することはできません。
先物・オプション口座を開設し、証拠金を入金して、始めて日経225先物の取引ができるようになります。

日経225先物には、次の2種類があります。
1.日経225先物(「ラージ」と呼ばれることもある)
2.日経225先物mini

1988年に大阪証券取引所で日経225先物の取引が開始され、2006年に日経225先物miniの取引が開始されました。日経225先物miniは、日経225先物の10分の1の証拠金で取引ができるため、小額から取引を始めたい人にはお勧めです。

では、証拠金はどれくらい必要になるかというと、これがちょっと複雑です。

大阪証券取引所ではシカゴマーカンタイル取引所(CME)で開発されたSPAN(The Standard Portfolio Analysis of Risk)という仕組みを採用しています。

SPANパラメーターと呼ばれる各種指標によって、プライス・スキャンレンジと呼ばれる証拠金の最低基準額が決定されます。プライス・スキャンレンジは、大阪証券取引所の「SPANパラメーターの設定情報」に公開されているので、ご確認ください。
現在のプライス・スキャンレンジは66万円となっていますが、相場が大きく変動すると、プライス・スキャンレンジが高く設定されることがあるので要注意です。

プライス・スキャンレンジ×「証券会社の定める証拠金率」によって、証拠金が決定します。
証拠金率は、主要な証券会社は120%なので、証拠金は79万2000円となります。これが日経225先物の1枚を取引できる証拠金の最低金額となります。日経225先物miniは日経225先物の10分の1となるので、日経225先物miniの1枚の証拠金は7万9200円となります。
(株の単位は、1株、1000株などと呼びますが、日経225先物の単位は1枚と呼びます)

ただし、損失が出ることを想定すると、日経225先物 1枚を取引する場合は100万円程度、日経225先物mini 1枚を取引する場合は10万円程度を目処に証拠金を証券会社に預け入れておいた方が良いと思われます。

例えば、日経225先物を1枚で「買い」から取引を始め、買った時よりも300円値下がりした場合、日経225先物の場合は1000倍の取引をしているので、300×1000=30万円の損失となります。そうすると、100万円を預け入れていたとすると、70万円となってしまい、日経225先物 1枚の取引ができなくなってしまいます。
300円もの損失を出すことはあまりないと思いますが、損失リスクに対しては注意が必要です。

次回は、証券会社の選び方について解説します。


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2008 / 04 / 09 ( Wed ) 23 : 59 : 52 | 日経225先物講座 | コメント(0) | page top↑
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